誰よりも星を愛し、

地球が太陽のまわりをまわっていると信じていた

ガリレオ・ガリレイ。

ハムレット、ロミオとジュリエットなど数々の名作を残し、

今なお愛されているウィリアム・シェイクスピア。

生前は全く違うところで活躍していた同じ1564年生まれという二人が、天国で出会ったら…。

日本のお隣、韓国ではオリジナルミュージカルの創作がとても盛んです。

弊社でも韓国では国民的な作品でもある『キム・ジョンウク探し』の3年連続の上演や、ミュージカル『SMOKE』の上演などに取り組んでまいりましたが、今回は地動説を唱えたまま亡くなったガリレオがシェイクスピアを始め様々な人物と”あの世“で出会い、自身の”地動説”のへの葛藤と自身をみつめなおす、というミュージカル『最終陳述』に挑戦します。

ガリレオの名前や“地動説”などと聞くと、堅苦しい作品にも感じ取れますが、内容はとてもユニーク且つポップな作品。韓国ミュージカル特有の”マルチマン“（名脇役の役者が何役も脇役をつとめること）がシェイクスピアやコペルニクス、プトレマイオス、ミルトン、強盗、フレディなど複数の役を演じ、ガリレオと軽快なやりとりをします。

韓国版とはちがい変形舞台で、より緊密感を高め小さな空間で贅沢な100分をお客様に体感していただきます。

100分でガリレオが天国で旅をしたり、個性豊かなマルチマン扮する登場人物とのやりとりで明るく進みながらも、ガリレオの心情も丁寧に描いていきます。非常に繊細で美しく、バリエーション豊かな旋律に挑みながらも、2名の出演者でテンポよく、”ガリレオ・ガリレイ“の本当に最後の旅路を描きます！

<登場人物>

ガリレオ・ガリレイ（1564-1642）：イタリアの数学者、発明家、天文学者

ウィリアム・シェイクスピア（1564-1616）：イギリスの劇作家、俳優

（コペルニクス、プトレマイオス、Freddie、ミルトン、飛行士、強盗役を兼ねる）